流石兄弟についてのおはなし

ネット文化

最近はスマホの普及からかAAを見ることがすくなくなりましたね。

といっても5ch.netのPCページでは右下にモナーが配置されているので、( ´∀`)だけに限っては以前よりよくみかけるようになりました。

スマホ層が多い板で見る機会が少なくなってきただけで、雑談よりのマイナー板では今でもバリバリ(?)AAが使われています。

さて、今回は一時期どの板でも専用スレが見かけるほどだった流石兄弟のおはなし

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流石だよな俺ら

流石兄弟の基本形のAA

流石兄弟の名前の由来ともなった流石だよな俺らという言い回し。

いまでは流石兄弟の基本AAとして

「OK、ブラクラゲット」

「流石だよな俺ら」

というのが一番定着していたと思いますが、初期の方では「OK、ブラクラくらったぜ」という表現が続いており、この流れが定着したのはいつなのか定かでないですが定型文としてのコピペAAとしては、流石兄弟の中では一番有名なやり取りだと思います。

流石兄弟の一大ブーム

改変AAの多様さ、1レスの中にボケとツッコミの両方の役割を兼ね備えており、汎用性にも優れ様々な板に出没しました。

流石だよな俺らin〇〇板というテンプレと共にほぼすべての板に専用スレがたっていたのではないでしょうか。

各板を象徴するような装備や服装を与えられて各板ローカルの流石兄弟のAAができていったのです。

広く認知されたキャラクター性

前述の役割のわかりやすさからやる夫で学ぶ〇〇のように小ネタSS形式のスレッドも見られました。

流石兄弟は後釜のやる夫とやらない夫。ひいては最近のやきう民と原住民の会話劇の源流になっていると言っても過言ではありません。

なんjの遺影ネタもある意味、母者連行ネタと同じオチの手法っぽいですし。

フラッシュ作品にも数多く登場

ストーリー性が薄い小ネタやキャラクターに解説させる需要にうまくマッチしていたのか、フラッシュ作品でもなにかと頻繁に見ることになります。

AAはキャラクターが確立しているものもありますが、ほとんどはある意味スター・システムを導入しているのうなものでもあり扱いやすくて、かつ認知度も高いキャラクターとして使われていました。

イラスト、アニメ上の弊害

2ちゃんねるのヒトガタAAキャラクターは基本的には白色で着色されます。

これは特に決まっておらず、色をつけるなら…あお色、薄ピンクなどの若干のデファクトスタンダード的なカラーリングはあるとおもいますが…すべて白色でも違和感なくかかれることが多いです。

しかし流石兄弟はやる夫やらない夫とは異なり、あくまで兄者、弟者がどちらか識別する目印となるのはAA上の配置だけです。

流石兄弟だけでお話を展開するのならさほど問題にならないのですが、他のキャラクターが大勢出演するAA作品やイラストなどではどちらか見分けがつかないと混乱してしまうため色や服で差異をつけているものが多いです。

兄者が青、弟者が緑の組み合わせが認知

最近は色で識別する手法が一般的なようです。青と緑の組み合わせを最も目にします。もちろんその限りでないです。

身長差をつけても単体だと判別つけにくいし、ここらへんはキャラクターとして弱点ですね。

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流石兄弟はこのまま消え去ってしまうのか

流石兄弟in〇〇板系のスレッドは未だにある程度継続or生き残っています。

また懐かしいAAや00年代の思い出スレがたてば必ずといっていいほど挙げられるキャラクターです。

当時数多くのAAキャラクターが登場しましたが、広く認知されていたキャラクターたちも今では話題にすら上がらないことも多いです。

そんな中、1番ではなくても3番目には話題にあがる流石兄弟はやっぱり流石なポジションに落ち着いているのでしょうか。

話題にされなくてもみんなおぼえています。

このまま「旧世代のキャラクター」としていつまでも君臨することでしょう。