マグマッグはルビー・サファイアから登場したポケモンだと思いこんでいた話

ゲーム

※マグマッグをRSからのポケモンと勘違いしてた人に向けて僕の場合の例を並べています。

いまやポケモンの種類は1000をこえようとしています。

今では本当のマニア以外は不可能でしょうが、昔はポケモンいえるかなの歌があるように、すべてのポケモンをスラスラと答えれるこどもも少なくなかったです。かくいう僕もポケモン金銀までの251匹はすべて言える自身がありました。

ポケモンの攻略本の後ろの方にある、各ポケモンの水彩画イラストをみるのがお気に入りでした。

しかしこの前金銀beta版とオリジナル金銀のポケモンデータを見比べているときにある事実に気づきました。

マグマッグは金銀から登場したポケモンである

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マグマッグの初登場はポケモン金銀

リストを確認しているときにマグマッグとマグカルゴが載っていることについて違和感をおぼえました。

僕の中ではルビー・サファイアが初出のキャラクターだと思い込んでいたので

個別で調べていると金銀から登場で間違いありませんでした。

なぜ勘違いがおこってしまったのか

あれだけポケモンの一覧イラストを眺めるのが好きだったのに、いまのいままで思い違いをしていたのか。

ちょっと考えてみました。

マグマッグがジョウト地方で出現しない

マグマッグは僕がよく遊んでいたポケモン金やクリスタルではマグマッグはカントーの17ばんどうろで出現します。

他のシリーズと違って金銀はマダツボミの塔やいかりのみずうみなどストーリー上の施設も含めて特に中盤以降は初代で登場したポケモンばかり目立ってしまう印象があります。

追加登場したのが100種類とわりかし少ないことに合わせてベビーポケモンや進化系などあくまで赤緑のポケモンを主軸に追加要素を加えたゲームだからでしょうか。新ポケモンがカントーでのみ出現ってどうなんですかね。

金銀での出現ポイントが地味

マグマッグのずかん説明には火山付近に生息していることがかかれています。

かざんちたいに おおく はっせい。あたたかい ところを さがして のろのろ はいずりまわっている。

ポケモン銀図鑑説明文

分類がマグマポケモンであり、シルエットからもマグマをモチーフにしたほのうポケモンですので、火山のようなマップに登場することが連想されます。

実際にルビー・サファイアではストーリー上必ず通るほのうのぬけみちに出現します。また温泉街のフエンタウンにある4番目のジムリーダーがマグマッグをくりだしてくるため、火山のイメージとマグマッグが十分マッチしていることがうなずけます。

対して金銀ではカントーのサイクリングの脇にある草むらのみ出現。赤緑ではドードーが生息しているところです。

17版道路の草むらのイメージ

図鑑説明までは作ったはいいがそれらしい出現場所が思いつかなかったため適当に配置した感満載です。

加えてサイクリングロードの草むらは素通り可能ですので自分から入らなければ気づきません。

赤緑のときの出現ポケモンのイメージからもわざわざ入る必要を感じませんからね。

それにしてもなぜ関連性ゼロのサイクリングロードに配置したのか…

うーん、構想では噴火したグレン島あたりで登場するよていだったのかな。グレン島やフスベシティなど飛び出してきてもおかしくない場所があっただけに残念…

ルビーサファイア以降の印象が強烈

先程あげた道中での件もそうですが、 ホウエン図鑑に登録されることも誤認の原因の一つでしょう。RS発売当時は事実上の互換切りによってホウエン地方で出現するポケモンいがいの取得は困難というか不可能でした。そんななかホウエン地方でも登場する数少ないジョウト地方のポケモンであるマグマッグ。

また三世代以降はマグマッグ、マグカルゴの固有の特性である「ほのおのからだ」の効果により孵化時間短縮することで激選効率が上がることから重宝されました。いまでは同様の効果をもつポケモンがちらほら出てきていますが、4世代まではマグマッグ系統のみが保有する特性だったため、ポケモンバトルのためにはほぼ必ずマグマッグが必要だったため存在感が強かったのも原因の一つでしょうか…

そもそもほのうタイプ

マグマッグ、マグカルゴはほのうタイプのポケモンだったため、対戦で見向きもされなかったことも影が薄い原因のひとつでしょう。全体的にほのうタイプのポケモンって全体数が少ないことを考慮してもあまり野生で出現しないです。加えてマグカルゴへのレベルアップも38と結構重く、出現場所も殿堂入り後に訪れる地域なので、全国図鑑完成以外では特につかまえる人も多くないでしょうし…

道中のほのうタイプ使いのトレーナーもブーバーとかを使っていた印象があり、マグマッグは記憶にありませんでした。

強いなら入手方法が限られていても使われますからね。

ジョウト地方のポケモンの中でもデジタル塗り公開が早かった

GBA以降のポケモンの公式イラストはデジタル塗りのイラストで公開されています。

ジョウト地方のポケモンのほとんどは金銀リメイクが発売されるまでの長いあいだ以前の水彩画タッチのイラストしか公開されていませんでした。

そんな中ホウエン図鑑にとうろくされるマグマッグ、マグカルゴは先立ってデジタル画が公開されていたことも原因にあげられるでしょう。

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マグマッグ系統のまとめ

若干言い訳がましい内容になりましたが、1000しゅるい近くのポケモンがいればもちろん全シリーズに自然に出現させることは難しいです。

いまやどんどんポケモンが増え続けてぼくなんかは全く把握できていませんが、影が薄くて登場年代を間違えられているポケモンは他にもいるんでしょうね…