アメスピのメンソール銘柄が14本入りパッケージへ変更するにあたって思うこと

アメリカンスピリットのパッケージたばこ関連

2020年10月のたばこ税増税にあたり各社値上げ後の価格が公表されましたね。

JT「たばこ税増税等に伴うたばこの小売定価改定の認可申請について」(PDF)

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン「たばこ製品(紙巻・葉巻たばこ)の小売定価改定の申請について」(PDF)

フィリップ モリス社製たばこ製品の小売定価改定を認可申請(PDF)

各社30~50円ほど値上げする銘柄が多くみられます。

今回の値上げではメビウスなど、スーパースリム銘柄の値上げ幅を抑え価格差を設定することで乗り換えを促している銘柄がちらほら見受けられます。

その値上げに伴って、アメスピのメンソール銘柄について本数を14本入りにするようです。

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アメスピ銘柄14本入りのDAILYPACKへリニューアル

ミントシリーズ4銘柄が14本入りへの新パッケージでリリースされます。

JT、「アメスピ」4銘柄を14本入り400円で販売 現行20本入りは廃止
JT(日本たばこ産業)は8月19日、10月からの増税を踏まえ、「アメスピ」の4銘柄を20本入り530円から、14本入りに変更し400円で販売すると発表した。味や香り、ブランド名は変えない。現行の20本入りは9月末で廃止する。

現行の20本入りは終売、今後は14本入りでの商品展開となるようです。

アメスピの値上げ幅は

リンク元記事では少々わかりにくいですがアメスピは530円から570円へ価格改定されます。

改定後は1本あたり28.5円

一方14本入りは400円での販売ですので一本あたり28.57円とわずかに差はありますが明確な差はありません。

単純に本数を減らして販売するというだけのようです。

14本入りの販売経緯を考える

価格の値ごろ感で低価格銘柄への対抗

ぱっと見の価格を安く見せることで、陳列されたときに価格を抑えられるからでしょうか。

実際の価格はかわらないけどショートホープなどのように本数が少ないことで安いイメージがついている銘柄も多いですね。

アメスピユーザーの一日消費本数が少ないから

今回の14本入りはデイリーパックと銘打ってリリースされています。

アメスピは一日に何箱も消費するような銘柄ではありませんから

アンケートや調査の結果一日平均消費量が20本を下回っていたのでしょう。

一日使い切りで常にフレッシュさを保つ手法はアメスピならでは

他のメンソール銘柄が追従することはあまり考えにくそうです。

パチ屋のあまり玉向け景品で売り上げ促進

発祥以来長らくパチンコ屋の景品で最も主流なものはたばこでしょう。

特殊景品の最低単価は500円が多いようなので今回の値上げで余った端数をたばこに…

ということはほとんどかんがえられなくなりました。

少なくとも今後、

端数をセブンスター、マルボロと交換するということはなくなるでしょう。

当然売り上げも減少します。そうなったときに端数で交換できるタバコとして用意されていれば売り上げも向上するかもしれません。


今回の本数変更は抵抗があるひともおおいでしょうが

僕個人としては、とてもいい戦略だと思います。

中途半端に余らすとかばんのなかで箱がつぶれていたり、翌日ほしいときに足りなかったりとあまりいい印象がないのではないでしょうか。

全体的にも、一日に何箱も消費するヘビースモーカーも相当減ってきていることだと思われますし

将来的には10本入り、14本入りが主流になるのかもしれませんね。