2018~2019年にかけてのピアニッシモファミリーのパッケージデザイン変更はいままで見てきたピアニッシモの中でも一番くらいに気に入っています。
デザインに統一感をもたせ、はっきりとした色分けによるカテゴライズは2020年から警告表示50%に拡大した後も識別しやすいパッケージになるでしょう。
ピアニッシモルーシアメンソールについて
価格やシガレットタイプ、その他
ここ数年は毎年頻繁に値上がりするので、あなたが見てる頃は変更されているかもしれませんが、ルーシアメンソールを含むピアニッシモはメビウスと同ランクの価格に設定されています。今後の価格変更後もメビウスと同じ価格で販売されていくでしょう。
セブンスターやピースより少し安く、ウィンストンやハイライトより高い価格設定です。
シガレットそのものは100sで一般的なたばこよりフィルター部が大きいタイプとなっています。
またシガレットはスリムサイズと見た目ではわかりにくいですがほんの少し細い仕様のたばこです。
ちなみにタール値は5mg、対してニコチン値は0.3mgとタール値に対してニコチンが割合大きく少ない計測結果といういわゆる軽いタバコと表現されるたばこには少し珍しい特徴を持っています。
計測結果なんて吸い方で大きくことなるので、結局は気休めですが…
LSS搭載のたばこなので煙や匂いは控えめです。
パッケージデザインについて
他銘柄より頻繁にデザイン一新が行われている印象があるピアニッシモですが、今回は銘柄の特徴がよりわかりやすい変更になっています。銘柄ごとのタールバリエーションが少ないピアニッシモならではの強みを活かしたデザイン設計です。
JTのブランドサイトにもはっきり記載されていますが、ルーシアはシトラスフレーバーメンソールのシガレットなので、すだちやライムを連想させるようなカラーリングになっています。
ちなみにシトラスとは柑橘類のことで、パッケージデザインにもみかんやライムなどの柑橘系を横から切った断面のようなシンボルがえがかれていますね。
上記の前回デザインと比較すると、よりはっきりとシトラスフレーバーということが伝わるようになりました。
上部はピアニッシモとタール値である5が記載されています。
包装紙も一新されていますね。余談ですが、デザイン的には警告表示の文字の色も他と合わせて金色にすればよりスマートなデザインだったはず。しかし、それでは警告表示がただの装飾と変わらなくなってしまうため、深緑になってます。デザイン性と警告の両面を保持するほどよい塩梅に仕上がっていると思います。
パッケージは前回のものよりもずっとおいしそう。
シガレットデザインについて
他のピアニッシモファミリーと同様にラメの入った光沢のあるフィルターチップに銘柄名が記載されています。特徴的な巻紙も共に、この点は他のピアニッシモと特に違いはありません。
ルーシアメンソールの香り、喫味について
シガレットそのものの香りはメンソールに甘さが混じったなんとも不思議な香り。形容する言葉がうまく思いつきません。私には普段感じることのない香りですがきらいじゃありません。
先程からシトラスとなんども書いているので恐縮なのですが、シトラスのキャラクターは予想以上にひっそりとしか顔を出してくれません。メンソール感がどうしても前に出てきてしまい。誰かにシトラスフレーバーだよと直接渡されなければ気が付かないかもしれません。そのくらい繊細で儚いシトラスです。
シトラスを求めている方は、パッケージとブランドのハードなイメージ、それとカプセルタバコが嫌いじゃなければマルボロドライメンソールのほうが、明確に甘いシトラスを楽しめて良いかもしれません。
同じメンソールでもフランやペティルはフルーツフレーバーをはっきり楽しめることができるので、少しメンソール感が弱くなればシトラスがもう少し主張してきてくれるのかな。
ルーシアを吸ってみての感想、その他
これは普段から急いで吸うことがほとんどないので、すべての人に当てはまるかわかりませんが、燃焼時間が短いたばこです。丁寧に吸っても、吸わずに灰皿において眺めていてもみるみる燃えていきます。
タバコ葉が中央に固まって燃えていきます。まるでのりでくっつけたかのように燃えます。うまく工夫すれば一つの塊のまま灰にすることができるでしょう。ピアニッシモは崩れにくい巻紙を使っているのですが、それ以外にもタバコ葉の方にも灰がまとまるようになにか添加されているんでしょう。
一応タバコ葉を取り出してみたんですが、特に他との違いはわかりませんね。強いていうならば、パラパラと非常に細かいタバコ葉が多いかな?でもたぶん気のせいですね。
まとめ
なんとなくちょっとネガティブな話に寄った構成になってしましました。
ともかく、サクッと吸って気分を切り替えるにはおすすめです。
気軽に吸えるため、注意しとかないと普段より消費量が多くなってしまいます。
いままでルーシアを喫している方はあまり見たことがありませんし、パッケージも合わせてキャラクター付にも適した製品となっているでしょう。
最後に、ここ最近はピアニッシモブランドでもプルームテック向け銘柄を展開しています。
普段紙巻を中心に吸っている方は注視してみたことがないかもしれませんが、なかなか個性的なフレーバーが多いです。
紙巻であることにさしてこだわりがなく、なによりもフレーバー感、フルーツ感を求める方はプルームテック向けの製品も一度試してみてください。
きっと気にいることだと思いますよ。