ホープオリジナルについて

hopeサムネイル文字付きパッケージ画像たばこ

国産初のフィルター付たばことして、パッケージにもある通り1957年7月に発売されました。

いまとなってショートなホープしか残ってないので、ここではホープ(10)をホープオリジナルと呼ぶことにします。

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ホープオリジナルについて

品名:hope(10)

価格帯:セブンスター、ピースと同じ高ランク

入手性:★5

価格やシガレット形状、入手性

現在ではhopeは、全銘柄すべてショートピースと同じく10本入りでマッチ箱やキャラメル箱のような形状です。この形状をシェル&スライドといいます。

巻の長さや太さもすべてショートピースと同じです。ただ、フィルターがついている分タバコ葉の量はホープのほうが少ないですが。太巻きで短くフィルター付きというわかりやすい独自のキャラクターを持っています。

タール値は14mg、ニコチン1.1mgと最近では重めな印象。

ちなみに、フィルター付きで似たサイズ感のたばこはゴールデンバッドがあります。ただ、その100年以上続く国内最古の銘柄も情緒なくもうすぐ店頭からきえさってしまいますが。

このホープやハイライトなど長らくキャラクター性が変わらないものは突然シガー版が発売されて、終売なんてこともありえない話ではないのです。

どこへいっても手に入るホープ

一般流通商品なので特にコンビニで陳列されているときはサイズやパッケージが一際目立っているたばこだとおもいます。ショートピースはおいていなくてもホープが並んでいない店はなく、その逆パターンは存在しないと思っているので、小さい箱のたばこを注文すれば、まずホープにありつけるでしょう。

こちらは10本入りなので、人によっては金欠時の緊急間に合わせたばこのイメージを持っているかたもいるかも。もしくは、パチ屋でとりあえずあまり玉と交換した経験があることも多いでしょう。そういった要因で一度は手にしたことがあるひとが多い銘柄です。

どこにでもあって安い、そしてうまければいうことなしです。ただ実際本数が少ないから安いのであって、価格帯はセブンスターやピースと同価格帯のJTの中では上級の価格帯に位置しています。

ただ、20本入りが10円値上がりするときは、ショートピースとホープは10本いりなのに、20本入りと同様10円値上がりしました。どこかの増税機会には据え置きで調整するのでしょうか。

入手しやすいだけあって、個人的には繁華街で落ちてるたばこナンバーワンだったりします。歓楽街では注意して確認すればすぐにホープの箱が捨てられているのを見ることができます。

ホープのパッケージデザインについて

このホープについては細かい変更はあるものの弓矢の意匠はずっとかわりませんね。

ホープの全体パッケージ像

よく見たらオリジナルって思いっきりパッケージに書いてありました。

ホープオリジナルでは扇形に青のグラデーションですが、タールバリエーションごとに色が違います。複数銘柄が販売されているのに、表にタール値が書いてないとは今どき珍しいデザインです。

個人的にはホープは小さいからコンビニで眺めてパッと銘柄を判断できません。

警告表示50%にしたら、余計見難くなってしまいそうで心配です。以前警告表示の幅を小さくする目的かは定かでありませんが、ハイライトやセブンスターと同じような警告表示を四角く囲う方式から、上記の画像のように下部3割をきっちり警告表示にするデザインに変更しています。4月以降はどんなデザインし直すのでしょう。縮小するのかデザイン一新するのか…

余談)パッケージの白塗りの部分について、並べて見比べないとわからないほどの違いしかなくわかりにくいですが、微妙に色合いが違います。メンソールの方は漂白したような真っ白で、オリジナルのほうはうっすらクリーム色だったりします。

ホープのサイドパッケージ像

サイドには情報が詰め込まれています。ギチギチに情報が書かれているのは結構好きだったりします。

ちなみにオープオリジナルは文字色もバーコードの色も青色なんですよ。

これはメンソールのもの

反対に逆側はタール値と銘柄ロゴだけと非常にシンプルにまとまっています。同じサイドでも情報量がこんなに緩急いそがしく変化しているパッケージはあまりみることがないようなあるような…

シガレットデザインについて

しっかり意識してみたことなかったですけど、スライド後も箱が凹状になっていて紙巻きがこぼれないようになってるんですね。私的には点線が入った銀紙きれいに取るのが少し苦手です。

ぎっちり詰まった紙巻き

どのパッケージでもそうなんですが、ぎっちり詰まった状態が一番ワクワクしますよね。もう入る余地がないギチギチ感がすきです。最初の一本を取る時はこの美しい均衡を崩すのにすこし躊躇してしまうことありませんか?

フィルターチップデザイン

フィルターチップはコルクがらにゴシック体でhopeと書いてあるだけのシンプルなものです。

コルクの色はちょっと明るめかな?

また短いプレーンフィルターには空気穴は一切ありません。

ショートピースと比べてみた

どちらも小さい箱、これくらいがポケットに入れるのにはかさばらなくてよかったりします。

こうして比較するとショートピースの警告表示は本当に見難いですね。装飾といっても問題ないレベル。

ピースとホープ
並べてみた

箱のサイズ、シガレット共に寸法は全くおんなじです。

タバコ葉はホープのほうが明るめ

フィルターがあるからと言ってホープのほうがぎっしり詰まってるとかそういうものではありません。

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ホープオリジナルの香り、喫味について

主流煙自体は結構甘い匂いだと思ってるんだけどどうなんだろう。

一般的なチャコールの長いフィルタ付きのたばこと同じように着火すると、終始煙感がして良さがすべて損なわれていしまうので注意。火がつきにくい銘柄ではないので、おちついて着火しましょう。

また特にメンソールの強いタバコを吸っている方は、同じように吸うと辛さと煙感しかのこりません。クールスモーキングを心がけましょう。ショッピみたいに空気を含みながらうっすら吸うと素朴なやさしい甘さが前に出てきておいしいです。

また、酸味はあまり感じませんが、後から辛味が主張してきます。タバコらしい甘さと淡白な辛味両方一度に味わえるコクのある一品です。

しかしながら、喫煙後の後味はいつまでのこらずあっさりしてます。

根本手前まではゆっくり吸って6~8分です。長さを考慮すると一般的な時間でしょう。

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まとめ

旅先でもどこでも気軽に買えてコンパクト。

10本入でもしっかりフィルムに包まれて販売されていますので、本数が少ない、毎日はすわないひとでも乾燥させることなく適度に楽しむことができます。

なにかと登板機会は多いたばこになるでしょう。私的には寒くなってきたら吸いたくなるお気に入りだったりします。

昔から親しまれてきた独特の特徴をもったホープですが、万人受けする本当に親しみやすいキャラクターだとおもいます。

たまには、ひさしぶりに、そして初めての方も一度手にとってみても良いかもしれませんね。

品名:hope(10)

入手性:★5 おすすめ度:★4